ぎっくり腰（急性腰痛）

不用意な動作から腰痛におそわれることを指し、

医学的には「急性腰痛」「腰痛ねんざ」などと言います。

ほんのちょっとした動作で起こる急性の腰痛が「ぎっくり腰」です。

不意に腰に「ギクッ！」という痛みが走り、

歩けないほど痛むときもあり、「魔女の一撃」といわれるほど、

急激な痛みがあります。

では、どんな時に「ぎっくり腰」はなりやすいのでしょうか・・・？

●筋肉への急な負荷が発端になります

ぎっくり腰のほとんどは、準備状態にない腰回りの筋肉に

急な収縮が加わって起こると言われています。

主な原因となるのは、上記でお伝えした日常生活の

何気ない動作です。

年代としては中高年の人に起こりやすく、その要因としては

腹筋・背筋などの筋力低下が挙げられています。

加齢によって背骨の椎間板の弾力が低下し、徐々に

変形する場合も・・・。

そのため、くしゃみ・咳などのちょっとしたことや、

ティッシュを取ったときなどの動作によって、

ぎっくり腰が発生しやすい状況ができています。

また、椎間板に何らかの障害が起きている場合も、

ぎっくり腰になりやすいので、お気をつけくださいね（＾－＾）

●突然、「ギクッ！」とくる痛みが走るのが特徴！

歩けないほど痛むときもあり、更に体を動かそうとすると、

ちょっと動くだけでも、腰が激しく痛んだり、

痛みが強すぎて、立ち上がれない場合もあります。

安静状態でも、通常２～３日は強い痛みが走ります。

ぎっくり腰は病気というよりは、突発的に起こる症状の

１つです。そのため、２～３日は強い痛みがありますが、

安静にしていると、痛みが和らいでいきますが

状態としては、患部に熱を持ち、炎症を起こしている状態です。

ぎっくり腰が起こった直後は、横になって安静を

保つことが大切です。

動けない時は、動かない事。動けないのに無理に動かないこと。

なにより、安静が一番です。

痛みが軽くなる体勢で安静にします。

●どんな寝方で、安静にしたらいいの？

体を伸ばすと痛みが増すので、

1. エビのように背中を丸めて横向きに寝る
2. 膝の下にクッションを置いて、仰向きで寝る
3. うつ伏せの場合は、お腹に座布団を置いて寝る

上記の３つの姿勢で、楽な寝方を選んでください。

柔らかい布団は腰が沈み込んで負担をかけるので、

硬い布団で横になりましょう。

あと起き上がるときは、腹筋で立つのは避け、

横向きのまま、手を使って起き上がってくださいね（＾－＾）

安静にする日は２～３日が目安です。

●この期間は急性期なので、冷湿布や氷で冷やしましょう！

冷やして、炎症と痛みを和らげます。

痛みが軽くなったら、冷やすのをやめ、温めるケアに

切り替えてコルセットなどで、腰を固定します。

♥あかり整体は「ぎっくり腰・腰痛」の施術を行っています