膝関節症のストレッチ 4選

🌸膝の内側が痛い・階段がつらい方へ

〜無理せずできる、やさしいストレッチ〜

  • 歩きはじめに膝が痛む

  • 階段や坂道で膝の内側がズキッとする

  • 立ち上がるときに膝がギシッと鳴る

  • 膝のまわりが腫れぼったく感じる

  • 膝をかばっていたら腰や股関節までつらくなってきた

これらは、膝の関節だけでなく、太ももの内側の筋肉(内転筋)や股関節の動きのアンバランスが関係していることもあります

🍃なぜ膝の内側が痛くなるの?

膝の内側には、内側広筋(ないそくこうきん)という筋肉があります。

この筋肉は、膝のお皿(膝蓋骨)を安定させる大切な役割をしており、弱くなると膝が外にズレやすくなり、内側に負担がかかりやすくなります。

また、股関節や太もものバランスの崩れO脚気味の姿勢なども、痛みの原因につながります。

膝まわりの筋肉は、使いすぎても、使わなさすぎてもバランスを崩しやすい部分です。

とくに太ももの前後や内もも、ふくらはぎなどをやさしく動かすことで、関節の動きがスムーズになり、膝への負担を減らすことができます。

ここからは、ご自宅でできる4つの簡単なストレッチをご紹介します。

🍃変形性膝関節症のストレッチ 4選

1. 太ももの内側ストレッチ

目的: 膝の内側を引っ張っている筋肉をゆるめ、動きをスムーズに。
  1. 椅子に浅く座り、足を肩幅より少し広めに開きます。

  2. 背筋を伸ばして、ゆっくり体を前に倒します。

  3. 太ももの内側が伸びたら、10〜20秒キープ。

※背中を丸めず、お尻を後ろに引くように意識すると◎

2. 太ももの前ストレッチ

目的: 膝のお皿を引っ張る筋肉をやわらげ、動きをスムーズに。

  1. 壁や椅子に手をついて立ち、片足首を後ろから持ちます。

  2. かかとをお尻に近づけ、太ももの前が伸びるのを感じましょう。

  3. 10〜15秒キープ、反対も同様に。

 

3. 膝裏〜ふくらはぎストレッチ

目的: 膝と足首の動きを整えて、階段の動作をラクに。

  1. 椅子に座り、片脚を前に伸ばします。

  2. つま先を天井に向けて、体を前に倒します。

  3. 太ももの裏〜ふくらはぎが伸びたら10〜20秒キープ。

 

4. 内ももタオル挟み運動(内側広筋をやさしく強化)

目的: 膝の内側を支える筋肉を無理なく鍛える。

  1. 椅子に座って、膝の間にタオルを挟みます。

  2. 軽く押しつぶすように力を入れて5秒キープ。

  3. ゆるめて10回ほど行いましょう。

※ギュッと力むのではなく、そっと押す”感覚でOKです。

日常生活のポイント

  • 痛みが強いときは無理せずお休みを。
  • 冷えを防ぎ、温めてから行うと効果的です。
  • 「気持ちいい」と感じる範囲で続けるのがコツ。

まとめ

膝の痛みは、がまんして動かさないよりも、「やさしく動かして血流を保つ」ことが大切です。

毎日の少しの積み重ねが、階段をラクに上れる体づくりにつながります♪

ストレッチは今日できることを、少しずつ。

体はちゃんと、整えた分だけ応えてくれます(^_^)/

ゆっくり焦らず、自分のペースで続けてみてくださいね。

ご自宅でのケアをしても痛みが残るときは、体のバランスを整えるケアもおすすめです♪

あかり整体では、膝まわりや骨盤の動きを見ながら、一人ひとりのお身体に合わせた施術を行っています。

無理のないケアで、また軽やかに歩ける体を取り戻していきましょう!

あかり整体【女性専用】