四十肩・五十肩の痛みや動きを改善したいあなたへ
- 肩関節がしくしく痛んで、眠れない
- 腕を動かすときに、制限がかかるうえ、痛みがありつらい・・。
- 反対側の腕が痛みがあり、触れないくらいで、家事が不便
- 痛みはとれてきたが、腕を動かすと制限がかかり、着替えが大変
運動を始める前に、気を付ける事とは?
四十肩・五十肩に効果があるといわれているストレッチは、
やみくもに行うと、悪化させることにもなります。
運動を始める前に気を付けることは・・・
- 無理しない程度に、ご自分の肩の状態をみながら行いましょう!
- 少しずつでも、毎日続けましょう
- 自分にあった運動を行い、やりすぎ注意です
- 動作がわからなくなったり、いつもと様子が違った時には、専門家の指示を仰ぎましょう
- ご自分が肩の時期に適したストレッチがベストです
四十肩・五十肩の状態時期と、運動の目的
①初期・急性期(フルージング期)
ひどい痛みがおさまってきたら、関節が固くなるのを防ぐため、
無理しない程度に、ごく簡単なストレッチを行います。
②拘縮期(こうしゅくき):フローズン期
肩周辺の硬さを取り除くために行う時期。
痛みが緩和してきていますが、無理をすると痛みがぶり返すので
慎重に、少しずつ動かず範囲を広げていきましょう。
③完全回復のためのソーイング期
完全回復のために行う時期。痛みも制限も緩和・改善していますが、
更なる改善のためのストレッチを行う時期です。
上記の時期があり、ご自分の四十肩・五十肩の痛み具合は、
どの時期に当てはまるでしょうか?
痛みがある場合は、無理しないよう心掛けながら行っていきましょう!
では、時期別ストレッチをご紹介しますね♪
【状態・時期別】四十肩・五十肩を改善するストレッチ
①初期・急性期(フリージング期)のストレッチ
♥おじぎストレッチ(関節が硬くなるのを防ぐストレッチ)
- 足を開いて立ちます
- 肩の力を完全に抜いて、両腕を前に垂らしながら、ゆっくりとお辞儀していきます
- 肩に軽い痛みを感じたら止めます
- この姿勢で10数えて、体を起こします
ポイント!
- 首に力をいれずに、頭は自然に下げます
- 膝や腰に無理な力を入れないで、全身リラックスしましょう
②拘縮期・フローズン期のストレッチ
♥準備運動:振り子ストレッチ
これは準備運動でもあるので、こちらのストレッチから行ってくださいね。
- 椅子・机など安定しているものの横に立ち、足を開きます
- 腰を曲げて体を前に倒します
- 痛まない方の手をテーブルにつき、痛む方の腕は力を抜いて下に垂らします
- 垂らした腕の力は、出来るだけ抜いて、内回りの円を描きながら回します。
- (楽々回せて、軽い痛みを感じる程度が目安です)
ポイント!
- 肩に力を入れないようにしましょう
- 40~50㎝くらいの円を描きましょう
- 痛みを感じなかったら、少し深く、腰を曲がるとよりOK!
♥硬さをほぐすストレッチ
こちらのストレッチは、2つの椅子を使います
- 2つの椅子を向かい合わせに置きます
- 片方の椅子に座ったまま、もう一方の椅子の座面に、手を伸ばせば触れるくらいの間隔をあけます
- 椅子に座り、痛む肩の方の手首を握ります
- 体ごと前にひっぱり、椅子の座面の角を指先で触り、10数えます
- (椅子と椅子の間隔は、座面に触れたときに、軽い痛みを感じる程度が目安です)
ポイント!
- 背中を柔らかくして、前に体を倒しましょう
- 痛む肩の方の手は、自分で持ち上げないように行いましょう
- 痛みが軽く感じられるようになったら、少しずつ椅子の間隔を離していきましょう
♥後ろ側に肩を動かすストレッチ
こちらのストレッチは、たったまま行うストレッチです。
- 足を肩幅に広げて立ちます
- 両手を後ろに回して、痛む肩の方の手首を握ります
- 胸をはりながら、手を下にひいていきます
- 軽い痛みを感じるところで、止めて10数えます
♥後ろに回した手をお尻から離していくストレッチ
こちらのストレッチは、たったまま行います。
- 足を肩幅に広げて立ちます
- 両手は後ろに回して、痛む肩の方の手首を握ります
- 胸をはりながら、両手首をお尻から離していきます
- 軽い痛みを感じるところで止めて、10数えます
ポイント
- 後ろ側に動かす運動が楽にできるようになったら、今度はお尻から離していきます
- 引っ張る目安は、軽い痛みを感じる程度です
③完全回復のためのソーイング期のストレッチ
♥ぶら下がりストレッチ
このストレッチは、ぶら下がり健康器具や、バンザイをした姿勢で
しっかりとつかめる高さのドアや物干しなどを使います。
ドアを使う場合は、ロックして安定させてくださいね♪
- 軽く足を開いて立ちます
- 両手でしっかりと器具などにつかまります
- 肩の力を抜いて、膝を曲げながら腰を落としていきます
- 軽い痛みを感じるところまで、しゃがみます
- そのままの姿勢で、10数えます
ポイント
- 腕の力でぶら下がらないように!
- 脇を伸ばすイメージで行いましょう
♥脇を閉じたり開いたりするストレッチ
このストレッチは、壁によりかかるように立つか、畳や床に仰向けに寝る
姿勢で行います。
- 頭の後ろで両手の指を組みます
- ゆっくり肘を外側に開いて、軽く痛みを感じるところで止めて、10数えます
- 続いて内側に閉じていき、軽い痛みを感じるところで止めて、10数えます
ポイント!
- 頭は壁や畳から離さないよう、注意しましょう
- 左右の腕が同じ状態で閉じたり、開いたりできるまで、しっくり時間をかけて行いましょう
♥腕を上に伸ばすストレッチ
このストレッチは、柱や壁の角を使って行うストレッチです。
- 柱や壁の角に向かって40~50㎝ほど離れて立ち、足は開きます
- 痛む肩の方の腕を上に伸ばし、手のひらを角につけます
- 一方の手で体重を支えて、そのままゆっくりと体を前に寄りかからせていきます
- 軽く痛みを感じるところで止めて、10数えます
- その後、体をゆっくり柱から起こします
ポイント!
- 肩の力を抜いて行いましょう
- もう一方の手で、体重を支えながら行いましょう
いかがでしたでしょうか?(*^-^*) あなたの肩の痛みや可動域の制限の状況に応じた
ストレッチを行うことと、無理しない程度行うことが大切になります。
少し痛みを感じるところで止めることも、ポイントです。
あと、痛みなど自覚症状がなくなると、ストレッチが億劫になり、
やめてしまいがちですが、肩関節に少しでも硬さを残すと、転倒時に
肩の骨を折ってしまうなどの、危険性がある場合もあります。
ここでしっかりケアをしておきましょう。 ご参考になさってくださいね。
♥あかり整体は、四十肩・五十肩を緩和・改善する施術を行っております
上記のストレッチを行って、なかなか緩和や改善が見られない場合は、
一度、あかり整体にいらしてください。
痛みのない施術で、強引に動かすこともしませんので、ご安心くださいね。
あなたの四十肩・五十肩の状態に応じた手技を使い、少しでも早い緩和・改善のために
二人三脚で良くしていきましょう!(*^-^*) お気軽に、ご相談くださいね。
お電話ありがとうございます、
あかり整体【女性専用】でございます。