ドケルバン病(狭窄症腱鞘炎)の予防方法 3選

女性がなりやすい症状です

女性ホルモンの乱れが影響し、親指に起こる腱鞘炎の一つ。

指の酷使で腱が擦れることによる炎症です

更に、腱の滑りも悪くなるので、親指・手首を使うとより炎症が広がり、腫れと痛みがひどくなります。

ドケルバン病(狭窄症腱鞘炎)の予防法は?

①手首を裏返す動作を控える

例えば

  1. お鍋の蓋を裏返しておく
  2. カップラーメンの蓋を手首を返してあける
  3. 小さいお子様を沐浴や頭を支える
  4. 手首を返して本をめくる

などなど、手首を裏返して行う動作は、痛みを発症させてしまいます。
なるべく手首を裏返さず、行うよう工夫しましょう

②親指や手首に負担がかかる動作を避ける

日ごろから使う手なので難しいのですが、例えば

  1. スマートフォンを触るときに両手を使う
  2. ペットボトルの蓋をあけるのを負担がかからないようにする
  3. 痛みがある場合は、テーピングやサポーターをまいて保護する
  4. PC作業の時の手首の向き方向に気をつける
  5. (痛みが少ないのなら)親指の付け根や手首を優しくさする

などなど、ほかにも親指や手首に負担がかかる動作の時は、なるべく負担が軽減するよう気を付けてくださいね

③大豆製品を摂取する

大豆に含まれる「大豆イソフラボン」は、ドケルバン病(狭窄症腱鞘炎)の発症を予防する「エストロゲン」に似た効果があり、「植物性エストロゲン」と言われています。

特に更年期前後には、積極的に食べておきたいですね

大豆製品とはどんなもの?

  • 枝豆
  • 味噌
  • いり豆
  • きな粉
  • 高野豆腐
  • 豆乳
  • 豆腐
  • おから
  • 大豆もやし
  • 納豆
  • 湯葉
  • 油揚げ・厚揚げ

上記のものは、どれも大豆製品です。

中でも、お味噌汁を飲むことで、癌リスクが下がったというデーターもあるそうです。

ただ、大豆イソフラボンの過剰摂取は子宮内膜増殖症になる可能性が高くなると言われておりますので、念のため、豆乳はコップ1杯くらい。

ほかの大豆製品も食べすぎには気を付けて、食べてみてくださいね

1日の大豆摂取量は、75mg

75mgとは??ってなりますよね?

食品で目安をお伝えしますね。

(参考文献:市販大豆食品のイソフラボン含有量について)

  • 煮豆 昆布豆(30g)約11mg
  • 煮豆 大豆水煮(30g)約13mg
  • 納豆1パック45g 約36mg
  • 木綿豆腐 1/2(150g)約42mg
  • 調整豆乳(1本200g)約41mg
  • 厚揚げ 1/2(100g)約37mg
  • がんもどき 1個80g 約34mg
  • きな粉(大さじ2)約19mg
  • みそ(味噌汁)1杯20g 約6mg
  • 醤油(1かけ5.85g)約0.08mg

こんな感じです。目安で知っておくと安心ですね。

1日の摂取量を超えたからといって、すぐ健康被害に結び付くというものでもありません

大豆製品は栄養があり、健康に繋がる食品です

バランス良く、過剰摂取にはお気をつけて、神経質になりすぎない程度に食べてみてくださいね。

ご参考になれば幸いです。

 

※サプリメントで大豆製品を摂ってらっしゃる方は、摂取量に気を付けた方がいい場合もありますので、飲まれているサプリメントの内容をご確認くださいね

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