月経前症候群（PMS）

月経（生理）前の不快な不調な症状が３ヶ月以上繰り返され、

日常生活に差し支えるほどの状態だと、月経前症候群（PMS）と認識されます。

月経前症候群（PMS）を感じる女性は８割を占め、

毎回ひどい症状を繰り返す女性は、１～２割と言われています。

月経が始まる３～１０日くらい前から起こる不快な症状です。

体に出る症状と精神面（心）なところまで、様々な方面から不調が出ます。

月経（生理）が始まれば、次第に不調も消えていくのが特徴です。

♥体の症状

下腹部痛・腹痛・腰痛・肩こり・乳房のはりや痛み・むくみ

肌荒れ・便秘や下痢・眠気・不眠・疲労感・微熱・ほてり　など・・

♥心の症状

イライラ・気分の浮き沈み・無気力・集中力の低下・過食　など・・

人によって症状は違いますが、体と心と両方にあらわれます。

症状の重度も人それぞれで、不調度合いが強くなると、

外出できなくなるなど、日常生活に影響を及ぼす場合もあります。

月経前症候群（PMS）の原因の主な事柄は「プロゲステロンの増減」です。

女性は月経のあと、エストロゲンの分泌が増え、心身共に活力が増し、

元気に過ごせます。

排卵のあとは、プロゲステロンが増加します。

♥プロゲステロンが増加する時期の体は・・

体がむくみやすく、体温も上がり、体調もそれまでの時期と比べると

悪くなりがちです。

脳内の伝達物質であるセロトニンの低下、ビタミン不足なども

不調の症状が出るのに関係していると言われています。

●几帳面な人

●まじめな人

●疲れ気味な人

●寝不足な人

●ストレスが溜まっている人

●完璧主義の人

このような人は、月経前症候群（PMS）の症状が強く出る傾向にあります。

「調子が悪くなるけどなぁ・・・」

それが月経前症候群（PMS）だと気づかずにいる人もいます。

毎月、不調の症状でお悩みの方は、それが月経周期と結びつくか

確認してみてください。

♥月経周期と結びついているかの確認方法とは？

「基礎体温を測ってみましょう！！(^^)/」

その不調が月経前に毎月繰り返され、月経がくるとよくなることが

わかると、それだけで安心して症状が軽くなることも♪

月経前症候群（PMS）の症状が出ているときは、家事・子育て・仕事など

集中できないことも多く、疲れやストレスは不調状態を

悪化させる原因になります。

自分の不調の出る時期を把握し、その時期はなるべくゆったりと

過ごせるように、予定を決め、過ごし方を工夫しましょう！

月経前症候群（PMS）の出ている症状をお聞きし、

出ている症状を踏まえ、施術をしていきます。

骨盤を整え、女性不調をよくする施術を組み入れていきます。