顎関節症の症状を経験したことがある人は、2人に1人!
- 口があけにくい
- あごが痛い
- 口をあげたときに、口が歪む
- 顎にロックがかかり、口が開けられない
上記のような、顎関節症の症状を感じている人は、とても多いです。
軽度の方から、重度な方など様々いらっしゃいますが、
軽度だからといって、「放っておいていいものではありません!」
顎関節症の発症の要因には
気づかぬうちに繰り返している生活習慣などがあります。
あごの症状が出ているということは、日々の生活習慣を
改めた方が良いというメッセージととらえ、
負担になる生活習慣を改めていきましょう!
顎関節症は、顎関節や筋肉の負担をこえた時に発症
♥顎関節症の発症には、様々な要因が関わっています
ひとつひとつは「原因」といわれるほどの強い影響力を
持つものはなかったとしても、様々な要因が組み合わさり、
顎関節症の発症の原因となっています。
♥顎関節症の要因の組み合わせは、人によって違います
では、顎関節症の発症の要因は、どんなものがあるのでしょうか?
●顎関節症の発症の要因とは?
- かみ合わせの悪さ
- 顎関節やあごのまわりの筋肉構造の弱さ
- ストレスや不安などの精神面
- 仕事・学業のストレス
- 食生活
- 歯ぎしり
- ケガ
- 噛みしめ
- 歯と歯を合わせる癖
- 片がみ癖
- ほうづえ
- 横向き寝・うつぶせ寝
など、様々な要因があります。
人それぞれ、組み合わせは違いますが、
何点か組み合わされ、顎関節症の発症に繋がっていきます。
顎関節症の要因を減らせば、症状が緩和します
一つ一つの要因が積み重なって、顎関節症が発症するので、
顎関節症の要因を減らせば、関節や筋肉が負担なく、
動かせられるようになり、症状は緩和していきます。
顎関節症の要因のなかで、特に注意すべき内容は・・・
顎関節症の第一要因は「上下の歯を噛み合わせる習慣」
2000年ごろから、顎関節症に大きく影響する要因を
探る調査研究が進められてきました。
その結果、分かったのが「上下の歯を噛み合わせる」
という「TCH」です。
●TCHは「Tooth Contacting Habit」の略
上下の歯を嚙合わせ続ける習慣が、顎関節症の発症や
症状が続くことに関係していることを発見!
顎関節症の8割の方が、TCHをかかえており、
顎関節症の症状が出ているようです。
ほかの半数以上ある要因の割合は、こんな感じです。
上記のグラフは、顎関節症の方にみられた半数以上の要因を
グラフにしてみました。
- TCH(歯を嚙合わせるクセ) 77%
- 片噛みクセ 65%
- 姿勢の悪さ 60%
- 仕事の忙しさ 58%
パーセンテージを見ると、TCHが多いですね。
姿勢の悪さ・仕事の忙しさがTCHを引きおこしやすくなります。
TCHは、歯と歯を嚙合わせる癖のこと
口を閉じている時は、歯と歯が重なっているのは、
普通だと思っていませんか?
実は、その重なっているのが普通と思っているの事が
症状を招く要因になっています。
自然な状態
歯と歯の間が、自然と開いている状態
安静にしているとき、上下の歯の間は、前歯で1~2mm、
奥歯でも0.5~1mm程度のわずかなすき間があるのが、
顎や顔の関節や筋肉が、とても楽な状態です。
TCH
歯と歯が接している状態
上下の歯を接触させる癖(TCH)がある。
安静にしているときに、上下の歯の一部、
あるいは全部が接している状態のこと。
上記のグラフは、どんな人にTCHが多いのか調べたところ、
TCHがない人を1としたとき、
- 片噛みクセのある人は、約2.8倍
- 精密作業をしている人は、約2.2倍
の割合で、TCHを持っている可能性が高いようです。
顎関節症の発症後、
- 徐々に良くなって方
- 4ヶ月以上たっても痛みが変わらない
- 悪化してきた方
という風にグループ分けをして比較したら、
TCHがあると、痛みが持続・悪化する確率が
約2倍になるようです。
(※いずれのデーターも、東京医科歯科大学准教授の書籍より)
さいごに・・・
いかがでしたでしょうか?(^-^)
実は私も顎関節症になりかけている状態で、
大きな痛みはありませんが、
噛み合わせがずれている状態。
意識してみると、日々噛みしめが多いなぁ~
と気づきました。。。
あなたは大丈夫ですか?
顎関節症の発症の要因や原因を知ることで、少しでも顎関節症の予防
・痛みの改善に繋がりますので、ご参考になさってくださいませ。
お電話ありがとうございます、
あかり整体【女性専用】でございます。